婚活パーティーの服装はどうすればいい?男女別・年代別の正解コーデとNG例を解説

短い時間で相手を見極める婚活パーティーにおいて、第一印象は重要な鍵を握ります。そして、その第一印象に大きくかかわる要素の一つが服装です。
この記事では、婚活パーティーで好印象をつくる服装の基本ルールから、男女別・年代別のおすすめファッション、季節やシーン別のコーディネート、避けるべきNG服装までを分かりやすく解説します。婚活パーティーに適した服装を知って、より良い出会いにつながる一歩を踏み出しましょう。
婚活パーティーで押さえておくべき3つの基本
婚活パーティーの服装を選ぶ前に、押さえておきたいポイントが3つあります。どんな服を選ぶ場合でも、この3つのポイントは外さないようにしましょう。
〇清潔感
最も大切なのは、なんといっても清潔感です。服にシワがある、毛玉がついている、シミや汚れがついている、髪や爪が整っていない——こうした小さなポイントは、第一印象が重要な婚活パーティーでは、意外なほど目につきます。人によっては「細かすぎる」と思うかもしれませんが、こうした一つ一つのポイントをおろそかにしてしまうと、「不潔そう」「だらしなさそう」という印象につながります。特に女性は、相手に清潔感があるかどうかを重視する傾向があります。服装だけでなく、髪型や爪、香りにも気を配ることで、全身の印象がぐっと良くなります。
〇サイズ感
どんなに良い服でも体に合っていないと、だらしなさや無理をしている印象につながってしまいます。男性であれば、ジャケットやシャツは肩幅に合ったものを選び、パンツは細すぎず太すぎないラインを心がけましょう。女性は、体のラインを上品に見せるシルエットが好まれます。丈が長すぎる・短すぎる、ウエストが緩い・締まりすぎているなど、違和感が出ないよう、鏡の前で全身のバランスをチェックするのがおすすめです。
〇TPOに合っていること
婚活パーティーは、会場や開催形式によって雰囲気が大きく異なります。ホテルのラウンジのような落ち着いた空間もあれば、カフェやイベントスペースなど、よりカジュアルな場もあります。まずは「どんな場所で、どんな年齢層が多いのか」を把握し、その場にふさわしい服装を選ぶことが大切です。難しく感じるかもしれませんが、「その場に自分が自然に立っている姿」をイメージして選ぶと失敗しにくくなります。
また、小物や香りは控えめを意識しましょう。香水の強さやアクセサリーの音は、距離が近い婚活パーティーでは意外と気になる要素です。華美になりすぎず、上品でさりげない感じにまとめることで、本来の雰囲気が自然に伝わりやすくなります。
服装選びに迷ったら、「清潔感」「サイズ感」「TPO」。この3つを満たした服装は、どんな婚活パーティーでも好印象につながります。
【男性】おすすめの婚活パーティーの服装(20代、30代、40代以上)
〇 20代男性:爽やか×シンプルが最強
20代の男性は、清潔感と爽やかさを軸にしたコーデが好印象です。白シャツ、明るめのブルーシャツ、細身すぎないチノパン、ネイビーの軽めジャケットなど、シンプルなアイテムを合わせるだけで十分落ち着いた雰囲気が作れます。
また、20代はフレッシュさが魅力ですが、場合によって幼い印象を持たれてしまうことがあります。それをカバーするために高級ブランド品ばかりで身を固めたくなるかもしれませんが、それよりも重要なことは清潔感です。シャツのシワや靴の汚れを必ずチェックし、ヘアセットも整えておきましょう。清潔感を意識すると、何事にも丁寧な印象を持ってもらいやすく、結果として幼い印象を払拭することができます。

〇30代男性:オフィスカジュアルが一番無難で好印象
30代の男性は、大人の落ち着きを意識したオフィスカジュアルが最適です。ジャケット×シャツはもちろん、柔らかいニット×ジャケットも上品に見えます。色はネイビー、チャコールグレー、ベージュなどの落ち着いたトーンを選ぶと安定感が出ます。
靴はスニーカーではなく、革靴を選びましょう。カジュアルな婚活パーティーの場合は、きれいめのスリッポンも良いでしょう。時計やベルトなど、身につける小物の質感が印象を左右しやすい年齢層なので、全体の統一感を意識するのがポイントです。

〇40代以上の男性:素材とサイズ感で“余裕”を演出
40代以上の男性は、若さではなく、落ち着き、信頼感、丁寧さが魅力として評価されます。ジャケットは上質な素材を一枚持っておくと便利で、無地のニットと合わせるだけでシンプルかつ品あるコーデに仕上がります。パンツはテーパードシルエットのものを選ぶと、すっきりとしたラインになり若々しさも自然に演出できます。
「清潔感のある大人の男性」として見えるよう、靴の手入れ・髪型・爪などの細部も忘れずに整えましょう。

【女性】おすすめの婚活パーティーの服装(20代、30代、40代以上)
〇20代女性:明るさ・柔らかさを引き出す淡色コーデ
20代の女性は、やわらかく優しい印象のある淡いカラーや、シンプルなワンピースが定番です。白、ベージュ、ラベンダー、ライトブルーなどの淡色は、会場でも明るく見え、男性からの好感度も高い色合いです。
ワンピースは膝丈が上品で、体のラインを強調しすぎないデザインが無難。スカートスタイルなら、ブラウス×フレアスカートの組み合わせが最も女性らしく見えます。

〇30代女性:品の良さ×落ち着きのある大人コーデ
30代の女性では、落ち着きと上品さがキーワードになります。シフォン素材やきれいめニット、ジャケットを合わせたコーデなど、女性らしさと上品さが共存するスタイルが好まれます。
また、色選びも重要です。オフホワイト、ネイビー、くすみピンク、モカなど、落ち着いた色味を使うと大人らしさが自然に表現できます。
スカートはタイトよりもミモレ丈の方が柔らかい印象になり、パンツスタイルならセンタープレスのものを選ぶと清潔感が際立ちます。

〇40代以上の女性:上質感と落ち着きを軸に“品の良い大人の魅力”を
40代以上の女性の中には、「若見え」を意識する人も多いのですが、20~30代にはない、落ち着きのある雰囲気や美しさが魅力的に映ります。ジャケット×ワンピース、スカート×ブラウスなど定番のきれいめコーデをベースにしつつ、素材に上質さを加えると品格が引き立ちます。特に、シルエットが美しいワンピースやシンプルなアクセサリーは好相性です。
過度に華美にする必要はなく、丁寧に選ばれた服という印象を与えることが好印象につながります。

【季節別】婚活パーティーの服装選びのポイント
婚活パーティーの服装選びにおいて、季節感を意識することも重要です。同じ服装でも、季節に合っていると、好感度は大きく差がつきます。ここでは季節ごとに服装選びのコツをご紹介します。
〇春:軽やかで明るい色を
春は暖かくなり始める時期なので、明るめの色を取り入れると季節感が出て好印象です。男性はライトブルーシャツ×ジャケット、女性は淡色ワンピースやシフォン素材がぴったりです。また、花粉や気温差で汗ばむこともあるため、汗ジミの出にくいインナーを仕込むと安心です。
〇夏:涼しさと清潔感のバランス
夏は涼しい服装を心がけつつ、ラフになりすぎないよう注意が必要です。男性は薄手ジャケットまたはシャツ×チノパン、女性はノースリーブが許容されることもありますが、露出が増えすぎないデザインを選ぶことが大切です。
また、汗対策や、制汗スプレー・ハンドタオルなどは必須。汗でシワが出やすい素材は避けましょう。汗をかきやすい人はニオイ対策にも気を配りましょう。
〇秋:落ち着いた色×柔らかい素材
秋はベージュ、ブラウン、ネイビーなどの落ち着いた色が好印象をつくります。男性のニット×ジャケット、女性のニットワンピースや長袖ブラウスなど、季節の深まりを感じる素材を取り入れると品よくまとまります。薄手のアウターで温度調整できるようにしておくのがポイントです。
〇冬:防寒と着ぶくれ回避がカギ
冬はアウターが悩みどころですが、婚活パーティーでは着ぶくれせず清潔感を保てるアイテムが最適です。男性はウールコートやチェスターコート、女性はきれいめロングコートが好印象です。会場で脱いだときのことも考えて、ニットは厚すぎるものを避け、全体のラインが美しく見えるものを選びましょう。
【会場別】婚活パーティーの服装選びのポイント
婚活パーティーは、イベントの種類によって開催場所や内容が異なります。イベントの詳細をあらかじめ把握しておき、内容や会場に合った服装で参加することも重要です。ここでは、会場別に服装選びのポイントをご紹介します。
〇ホテル・ラウンジ
格式ある会場の婚活パーティーでは、きれいめを意識すると場に馴染みます。男性はジャケットが必須、女性はワンピースや上品なセットアップが安心です。「きちんとしている」「誠実に参加している」が伝わりやすいシーンです。
〇カフェ・イベントスペースなど
カジュアルな婚活パーティーでは、堅すぎるスーツは浮いてしまう可能性があります。男性はオフィスカジュアル、女性はブラウス×スカートや控えめなワンピースがおすすめです。カジュアルさの中にも、清潔感が損なわれないように注意しましょう。
〇屋外イベント・趣味コン
動きやすさを重視しつつ、婚活の場として相応しい服装を選びます。イベントの内容にもよりますが、屋外なら歩きやすい靴で参加し、軽い羽織りなどがあると便利です。荷物が多いと動きにくくなるため、最小限に抑えましょう。女性はパンツスタイルや、スカートでも動きやすいものを選ぶと安心です。男女ともに汗・崩れ対策は必須です。
■ 持っておくと便利なアイテム
また、どんなシーンでも次のものを持っていると安心です。
- シワ取りスプレー
- 予備ストッキング(女性)
- 靴磨きシート
- 折り畳みミラー
- ハンドタオル
- テカリ防止用のあぶらとり紙
婚活パーティーでやりがちな服装の失敗例
ここまで基本ルールやおすすめのコーディネートを紹介してきましたが、最後に婚活パーティーで意外とやりがちなNG服装の4パターンをご紹介します。
〇個性が強すぎる服装
「自分を知ってもらいたい」「少しでも目立ちたい」という思いから、個性的なファッションで参加してしまう人がいます。ファッションとしては素敵でも、婚活の場では「話しにくそう」「こだわりが強そう」と受け取られることがあるため、注意しましょう。たとえば以下のような服装です。
- 全身黒ずくめのスタイル
- 派手なキャラクターもの、奇抜な柄
- 原色を多用した派手なコーデ
初対面の印象は安心感が優先されるため、個性の出しすぎは逆効果になりやすい傾向があります。
〇高級品とひと目でわかるアイテムを多用する
婚活では、金銭感覚の相性を重視する人が少なくありません。そして、婚活のファッションは金銭感覚を判断するバロメーターとなることがあります。たとえば、普段はいくら節約志向の人でも、初対面で高価なアイテムをたくさん身に着けていたら、どう思うでしょうか。「お金がかかりそう」「価値観が合わないかも」と思われてしまい、結果として出会いのチャンスを狭めてしまうことにつながります。適度な上質感は好印象ですが、婚活パーティーでは過度な高級感は避けたほうが無難です。
〇カジュアルすぎる服装
カジュアルな婚活パーティーもありますが、「普段着の延長」と分かるようなファッションだと、「婚活に本気じゃなさそう」という印象につながりやすいでしょう。たとえば、着古したTシャツ、ダメージジーンズ、サンダル、パーカーやスウェットなどは、あまりおすすめできません。特別おしゃれである必要はありませんが、きちんと見えるカジュアルさを意識することが大切です。
〇露出が多い服装
露出が多い服装は、軽い印象や「遊んでそう」という印象につながります。男女とも、婚活では誠実さが伝わる服装が最も好印象です。

まとめ:婚活パーティーの服装に迷ったら、結婚相談所へ
婚活パーティーの服装選びでは、基本のルールを抑えること、そして、NGな服装を避けることを心がければ、大きくミスをすることはありません。しかし、中には「ファッションに疎くて、苦手」「自分に合う服装が分からない」という方もいるでしょう。そんな方は、家族や友人など、身近な人からアドバイスをもらいましょう。
なかなか相談できる相手がいない場合には、結婚相談所を活用してみてください。結婚相談所はお相手の紹介だけでなく、婚活に関するさまざまなサポートを行っています。婚活のプロであるカウンセラーは、婚活ファッションにも精通しており、年齢や雰囲気、目的に合わせて「どんな服が最も魅力を引き立てるか」を客観的にアドバイスすることができます。客観的な視点が入ることで、「自分では気づかなかった魅力」や「実は似合うアイテム」が見つかることも珍しくありません。
WeBConでも、プロのカウンセラーが服装選びをお手伝いしており、買い物に同行することもあります。婚活パーティーの服装選びに自信がない方は、ぜひお問い合わせください。初めての方でも気軽に参加できる無料相談会(https://www.web-con.com/contact/)も随時実施しています。
記事の要点
- 婚活パーティーの第一印象は服装が大きく左右し、清潔感、サイズ感、TPOの3つが最重要である。
- 男女別・年代別に似合う服装の方向性が異なり、20代は爽やかさ、30代は上品さ、40代以上は落ち着きと素材感が鍵となる。
- 季節感や会場の雰囲気に合わせて色・素材・防寒/涼しさ対策を調整すると、場に自然に馴染み好印象を得られる。
- 個性が強すぎる服装や、高級品ばかりのファッション、カジュアルすぎる服装、露出の多い服装などは、印象を下げることもある。
- 服装選びに迷う場合は結婚相談所のサポートが有効で、WeBConでは無料相談会や服装アドバイス、買い物同行サービスも利用できる。
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