結婚相手に求めるものは?男性女性が求める条件をそれぞれ紹介

恋愛の先には結婚があることを前提としてお付き合いをする方もいますが、恋愛と結婚は別物だと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

世の中には長年お付き合いを続けてきたのに結婚には至らなかった、というカップルもいれば、お付き合いをしてすぐに結婚を決めた、というカップルもいらっしゃいます。

こういったケースから、「恋愛相手と結婚相手に求めるものは違う」と言われることも。

この記事では、男性と女性、それぞれが結婚相手に求めるものをご紹介します。

「結婚相手をこれから探したいと思っている」「今のお相手と結婚を考えている」という方にとって、この記事が理想の結婚相手を見つけるきっかけになれば幸いです。

 

結婚相手に求める条件【男性編】

まず、男性が結婚相手に求めるものを見ていきましょう。

内閣府の「男女共同参画白書 令和4年版 」【特-44図 結婚相手に求める・求めたこと】を見てみると、20~39歳の男性が結婚相手に求める条件の上位は以下の3つでした。

引用元:内閣府「男女共同参画白書 令和4年版 」

  1. 価値観が近い
  2. 一緒にいて落ち着ける・気を遣わない
  3. 一緒にいて楽しい

昭和の時代には「女性はクリスマスケーキだ」と言われたこともありました。24歳が一番人気があり、25歳を過ぎたら売れ残ってしまうという、女性の若さを魅力に感じていた時代の比喩表現です。

また、男性を立てて三歩後ろを歩くような、控えめな女性が好まれていました。男性が外で働き、女性は家を守るといった役割分担がはっきりと分かれていた頃には、高い家事能力も求められていたのではないでしょうか。

しかし、今は女性の社会進出が進み、ジェンダーレスも叫ばれる時代です。女性の自立、価値観の多様化によって晩婚化が進み、結婚に対する価値観も変化しています。

そして今、男性が結婚相手に求めることとして、「三協」という言葉があります。

  • ・足りないところを補い合える
  • ・一緒に苦難を乗り越えられる
  • ・理解することができる

 

これら3つの条件は、男女の役割を分けてどちらかが主導するのではなく、夫婦で対等に協力し合うことに重きを置いたものです。

最初に紹介した、内閣府の「男女共同参画白書 令和4年版 」【特-44図 結婚相手に求める・求めたこと】からも分かるように、今の時代の男性は、容姿や家事能力といったスペックを女性に求めるよりも、価値観やお互いの理解、一緒にいて心地いいかなど、夫婦で協力し合いながらよりよい生活をつくりあげていきたいという思いが感じられます。

 

結婚相手に求める条件【女性編】

同じく、「男女共同参画白書 令和4年版 」【特-44図 結婚相手に求める・求めたこと】から20~39歳の女性が結婚相手に求める条件の上位は以下の3つでした。

  • ・一緒にいて落ち着ける・気を遣わない
  • ・価値観が近い
  • ・一緒にいて楽しい

 

この結果を見てみると、男性と同じようにスペックよりも、価値観や一緒にいて心地いいかなどを重視していることが分かります。

一方で、上位3つの条件に次いで多いのが「満足いく経済力・年収」でした。

女性の社会進出が進み経済的に自立している女性が増えてきていますが、妊娠出産、育児によってライフスタイルが大きく変化するのも女性の場合が多いです。

ライフスタイルの変化によってキャリアが途絶えてしまい、満足いく収入が得られない可能性も十分に考えられます。男性にある程度の経済力があれば、将来に安心感を持てる、育児と仕事を両立しやすくなる、という女性の心理があるのではないでしょうか。

また、男性と同じく、女性が結婚相手へ求めるものも昔と比べて変化しています。

昭和の時代に女性が結婚相手に求めるものは「三高」と言われていました。三高は、「高学歴・高収入・高身長」の3つをまとめたものです。

しかし今では「三合」と言われており、「性格が合う・価値観が合う・好みが合う」といった、一緒にいて心地いいかの方が重視されています。

昔は男性がお金を稼ぐ役割を担っていたのが、今は女性も対等に働くようになり、男性の学歴や収入といったスペックだけを重視する女性が減ってきているのではないでしょうか。

 

男女で求めるものの違いとは

男性、女性で結婚相手に求めるものについてご紹介しましたが、前章までの内容を見てみると、男性と女性で結婚相手に求める条件が似通っていることが分かります。

  • ・一緒にいて落ち着ける・気を遣わない
  • ・価値観が近い
  • ・一緒にいて楽しい

 

少々の割合の違いはあれど、「男女共同参画白書 令和4年版 」では、男性女性どちらも上記3つの条件が上位になっています。

女性の容姿や家柄、男性の学歴や収入が重要視されていた時代もありましたが、今は男女の立場が対等になってきているため、スペックよりも内面を重視される方が増えている印象です。

結婚生活はお互いを尊重し、思いやりを持たなければ持続しません。それぞれの家庭によって夫、妻としての役割分担はあれど、結婚生活は夫婦で共につくり上げていくものです。

男性、女性共に、一緒にいて落ち着けたり、楽しい時間を過ごせたり、価値観が似ていて心地いいなど、二人での生活が穏やかで過ごしやすい家庭になるような条件を重視されていることが分かります。

 

理想の結婚生活を送るために重視したい3つのポイント

結婚相手に求める条件を満たしたお相手と巡り合えたとしても、理想の結婚生活を送るためには互いに意識するべきポイントがあります。

ここでは、夫婦生活を円満にし、理想の結婚生活にするために重視したい3つのポイントについてお伝えします。

もちろんお付き合いの段階でもこれらのポイントは大切な要素です。二人の関係性を育んでいくためにもぜひ意識してみてください。

 

意識的にコミュニケーションを取る

現代は共働き家庭が増えており、核家族化も進んでいることもあり、周りに頼ることが難しい夫婦が多いです。そのため、仕事に家事、お子さんがいる場合は育児も夫婦二人で担う必要があります。

そんな毎日だと、忙しい日々をこなすのに精一杯になってしまい、コミュニケーションが乏しくなってしまう夫婦は多いです。コミュニケーションが乏しくなると、相手が何を考えているのか、なぜこんな行動をするのかと疑心暗鬼になってしまい、誤解や思い込みといったすれ違いを生んでしまう原因にもなってしまいます。

結婚生活において、夫婦間のコミュニケーションはとても大切です。忙しい毎日を過ごしていると後回しにしてしまいがちな部分なので、意識的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

週に1回は夫婦で晩酌をする、子どもを預けてデートをするなど、お互いに積極的にコミュニケーションを取ろうという姿勢を持つと、理想の結婚生活に一歩近づけますよ。

 

お互いを尊重し合う

理想の結婚生活を送るためには、夫婦で互いに尊重し合うことがとても大切です。

尊重するということは、「相手のことをすごいと思う」「相手のようになりたいと思う」といった「尊敬」とは違い、「相手のこと(考え、価値観)を認め、大切にすること」を言います。

男性女性関係なく、「自分は大切にされていない」と感じると、相手のことを信用できなくなってしまいますよね。互いに信用がなくなってしまうと、夫婦関係は危うくなってしまうでしょう。

どうしたら相手を尊重できるのか、と考え込んでしまうかもしれませんが、一番簡単にできることが「相手に感謝を伝えること」です。

「おいしいご飯を作ってくれてありがとう」「お仕事頑張ってくれてありがとう」と、互いに感謝を伝え合うことから始めてみましょう。

思いやりを持って関係性を作っていけば、結婚生活を送る中でさまざまな問題が出てきても、互いの考え方や価値観を尊重し合い、良好な夫婦関係を築いていけるでしょう。

 

お互いに歩み寄る

夫婦になったとはいえ、元々は他人同士の二人です。理想の結婚相手といえども、生活を共にしていると、考え方や価値観の違いが出てきます。

そんな時に喧嘩に発展してしまったり、理解できないと突き放してしまっては結婚生活はうまくいきません。相手のことが理解できないとしても、歩み寄る姿勢が大切です。

結婚生活は二人でつくりあげていくものです。自分の価値観や考え方を押し付けて相手を矯正しようとすれば、結婚生活が窮屈に感じてしまうでしょう。

お互いの気持ちや考えを考慮したうえで、自分の考えもきちんと伝え、二人の妥協点を探ることも結婚生活では必要なことです。

理解できないことも二人で話し合いながら、互いの妥協点を見つけて、夫婦関係を円滑にしましょう。

 

理想の結婚相手に出会うためには?

では、理想の結婚相手に出会うためにはどんな方法があるでしょうか。ただ待っているだけでは理想の結婚相手にはなかなか巡り合えません。自分から積極的に出会いの場に参加していきましょう。

ここでは、理想の結婚相手に会うためにおすすめの方法を4つご紹介します。

 

友人や知人の紹介

自分のことを良く知ってくれている気心の知れた相手に紹介してもらえば、安心してお相手に会うことができます。初めて会う人でも、共通の友人、知人がいることで会話のハードルが下がり、コミュニケーションが取りやすいというメリットも。

合コンや婚活パーティーなど、複数の人とコミュニケーションをとることが苦手な方にとっては特におすすめの方法です。

二人のペースで関係性を深め、価値観や一緒にいて居心地がいいかなど、結婚相手としてお付き合いできるかをじっくり考慮することができます。

 

婚活パーティー・街コンに参加する

婚活パーティーや街コンなど、大勢の異性と出会える場も、結婚相手と出会う場としてはおすすめです。

複数の異性とコミュニケーションを取ることに抵抗がない方は、一日でたくさんの方と出会うことができるため、理想の結婚相手に出会える可能性は上がるでしょう。

パーティーの種類によって、人数やお相手の年齢、条件などが選べるものもあるため、自分の理想とする条件に合った異性と出会うことができるのも利点の一つです。

今は、様々なイベントを通じて男女の仲を深める婚活パーティーも開催されています。ワークショップを始め、料理やスポーツなどの趣味を通して出会えるイベントもあるので、自分に合ったイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

 

マッチングアプリを利用する

マッチングアプリは、スマホ一台あれば気軽に出会いを求められます。最初から実際に会って話すのはハードルが高い方にとっても、オンラインから始められる気軽さから若い世代に人気が高いです。

一方、誰でも気軽に始められるということは、結婚への意識が薄い層も多いでしょう。また、オンラインの情報だけではどうしても人となりが分かりづらい部分もあります。

また、マッチングアプリは事前の審査がないものや、あっても基準が優しい場合が多いです。

マッチングアプリでトラブルに合ってしまうことも。以下の記事で事例を紹介しています。
https://www.web-con.com/column/20230720/w-matching-app-trouble/

しかし、マッチングアプリはどの方法よりも手軽に始められるという点がメリットです。

その手軽さから結婚への意識が低い方が多いかもしれませんが、今はマッチングアプリで出会って結婚した、という方も増えているので、出会いのきっかけづくりとして利用してみてはいかがでしょうか。

 

結婚相談所に相談する

「結婚相談所」と聞くと、ハードルが高く感じられてしまうかもしれませんが、結婚相談所は結婚に対して真剣に考えている人が集まるので、理想の結婚相手に出会うためには最適な場所です。

結婚相談所には、会員データを見ながらマッチングをおこなうデータマッチング型と、専任カウンセラーが結婚までをサポートする仲人型があります。

理想の結婚相手に出会いたい、という方は、専任のカウンセラーが二人三脚で婚活をサポートしてくれる「仲人型」がおすすめです。

あなたの理想の条件をおうかがいしながら、お相手の人柄や性格など、お互いの内面も考慮してマッチングをおこなうため、理想の結婚相手に出会う確率が高まります。

結婚相談所WeBCon(ウェブコン)は、会員様お一人おひとりの内面と向き合い、性格や人柄を重視してマッチングをおこなっております。あなたの理想の結婚相手に出会うために、ぜひ結婚相談所を選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

結婚相手に求めるものは昔と比べて変化しており、現代では男性女性で大きな違いがなく、価値観や一緒に過ごして楽しいか、居心地がいいかといった面を重視していることが分かりました。

外見やスペックを重視するのではなく、結婚生活を穏やかに楽しく過ごせるか、という視点で結婚相手を選ぶ方が増えているのではないでしょうか。

「価値観や考え方が合う人と出会いたい」「結婚したい!と思える人と出会いたい」という方は、仲人型の結婚相談所である「結婚相談所WeBCon(ウェブコン)」がおすすめです。

結婚相談所WeBCon(ウェブコン)は、会員様の内面と向き合い、性格や人柄を重視してマッチングをおこなっています。出会いからご成婚まで、専任のカウンセラーがサポートし、二人三脚で婚活を進めていきます。

また、結婚相談所WeBCon(ウェブコン)では、全国24拠点+1サテライトにて誰でも参加できる【無料相談会】を随時開催しております。結婚相談所の利用が初めてで不安な方はぜひお気軽にお越しください。

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