「普通の男性」に婚活中の女性が求める条件|現実とのギャップを埋めるには?

婚活中の女性に男性の理想像を聞くと「普通の男性」と答える方が多いように感じます。

しかし、婚活中の女性が求めている「普通の男性」と、現実的な「普通の男性」には少し違いがあるようです。

婚活中の女性が言う「普通の男性」とは、どのような男性を指すのでしょうか。

この記事では、婚活中の女性が求める「普通の男性」の条件について深堀りしていきます。

その上で、現実的な婚活を進めていくには、どのように行動すればいいのかを見ていきましょう。

 

もしかして高望み?婚活女性にとって理想の「普通の男性」とは

婚活をしている女性の中には、結婚相手は普通の男性であればいいのだから自分の理想は高くない、と考えている女性もいるのではないでしょうか。

しかし、婚活の際に挙げられる「普通の男性」の条件の中には、なかなか厳しいものもあります。

ここでは、婚活中の女性が考える「普通の男性」の条件と現実とのギャップを見ていきましょう。

 

年収500万円以上

インターネット上のアンケートを見ていると、婚活中の女性が男性に求める年収は「500万円以上」という結果が多く見られました。

婚活中の女性は結婚を目的としているため、結婚後の生活をリアルに想像するでしょう。結婚後、夫の転勤や出産育児で女性が仕事を辞めなければならない、もしくは時短やパートにすることで収入が減少することも予想できます。

住む場所にもよりますが、子どもを1人もしくは2人持った場合、年収500万円は女性が専業主婦でいられるきわどいラインでしょう。

2021年家計調査 家計収支編」によると、世帯主の年齢が30~39歳の家庭支出は「約23万円/月」です。

また統計での家賃は「3万3千円」となっていますが、持ち家や親族からの借家なども含まれるため、統計上では家賃があまりかかっていないことになっています。

しかし、多くの場合この家賃には該当しないのではないでしょうか。

では現実的に家賃を8万円とすると、月の支出は約28万円になります。子どもがいる場合には教育費や保険などの出費もかさみます。

少し余裕を見て月に30万円程の手取りは必要でしょう。手取り30万円であれば、額面は38万円ほど、ボーナスを含めると年収500万円程度になります。

このことから、婚活中の女性が年収500万円以上の男性を望むことは普通であるとも言えます。

国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の男性における平均給与は532万円です。

なお、30代前半の男性における平均給与は458万円となり、30代後半、40代以降から平均給与が500万円を超えてきています。

そのため、男性の年代によっては高望みと捉えられてしまうケースもあるでしょう。

男性の年収は結婚後の生活、子どもを持つかどうかを考えるとはずせない条件ですが、今後転職や倒産など、予期しない出来事が起こる可能性はあります。

現在の年収だけに捉われず、副業収入や親の不動産を継ぐ予定がある、多額の貯蓄があるなど、他に安心できる要素もあるかもしれません。

今の年収が500万円に満たない場合でも、広い視野を持って将来の可能性を考えてみましょう。

 

学歴は大卒以上

日本ではまだまだ学歴を重視する人が多いです。

正社員の採用条件に「大卒以上」と記載されていることも多いため安定した職に就いている=大卒である」と考える女性は多いのではないでしょうか。

学歴は大卒以上が普通、と考える女性の中には「大卒以上であれば学校名は問わない方」もいれば「自分が高学歴だからお相手にも高学歴を求める方」もいます。

大学のレベルによって価値観や教育観、家庭環境などが左右されることもあるため、自分と近いレベルの大学を卒業している男性を「普通」と捉える女性もいるでしょう。

内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書」によると、男性の令和2年度大学進学率は57.7%となっています。

半数以上が大学へ進学している現状を見ると、大卒以上の学歴を「普通」と言ってもいいのかもしれません。

しかし、逆を考えてみると42.3%の人達は大学へ進学していないということです。

結婚相手に求める条件として学歴は確かに大切ですが、中には大卒でなくても安定した職に就いている男性もいます。

「学歴は大卒以上」という表面上の条件だけに捉われず、自分が本当に重視する条件とは何かを、一度考えてみてもいいかもしれません。

 

正社員として働いている

婚活中の女性の多くは、正社員として働いてる人や収入の安定している人を条件に挙げます。年収の話と同じく、婚活中の女性は結婚後の生活を重視しています。

契約社員や派遣社員など非正規雇用の場合、契約がいつ切れるか分からない、収入が不安定、ローンが組みにくいなど、結婚を前提とした場合には不安要素が多くなります。

そのため、お相手の男性が「安定した職」に就いていることは「当たり前」だと考えることがほとんどでしょう。

しかし、今は働き方も多様化しています。正社員でなくても非正規雇用+副業で安定した収入を得ている人もいるでしょう。多くの会社で副業が解禁されたり、週末起業などの言葉も一般的になってきています。

必ずしも正社員に限定しなくても、スキルや稼ぐ力があれば収入が得られる時代です。

また、正社員として働いていたとしても、転職や失業のリスクはあります。「正社員」という枠に捉われすぎず、現在の収入や仕事の将来性、貯蓄、資産など、総合的に見て検討してみるのはいかがでしょうか。

 

長男以外である

お相手が長男の場合「義両親と同居しなければならない」「家業を継がなければならない」などのイメージがあるのではないでしょうか。確かにそういった風習が色濃く残っている地域もあるでしょう。

しかし、今は共働きがスタンダードになりつつあるため、女性の両親の近くに住む、というパターンも多く見受けられます。

また、第二次ベビーブームとなった1971年~74年の合計特殊出生率(女性が生涯に産む人数)は2,0人となっており、その後は下降の一途をたどっています。

参照:内閣府「出生数、出生率の推移」

そのため、第二次ベビーブームあたりに生まれた、現在40代の男性の二人に一人は長男であると考えられるのです。20代30代ともなればさらに長男である比率は上がるでしょう。

少子化が進んでいる現代において、「普通の男性」の条件が長男以外というのは現実的に厳しいかもしれません。

 

身長は170cm以上

男性と並んだ時の身長差も、女性が気にするポイントでしょう。背が高い男性は頼りがいがあるイメージがあり、高身長を条件にする女性は多いです。

2018年の30代男性の平均身長は172.1cmであるため「普通の男性」の条件としては当てはまると言えるでしょう。

しかし、仮に背が低くても頼りがいがあったり、ファッションを工夫してスタイルを良く見せることもできます。反対に背が高くても、猫背で姿勢が悪ければどうでしょうか。

身長の数字だけに捉われず、その人自身が持っているスタイルや雰囲気を重視すると、選択肢がグッと広がります。

 

2022年現在の「普通の男性」のモデルケースを見てみよう

前章で「普通の男性」がどのような男性になるのか、少し見えてきたのではないでしょうか。

ここでは2022年現在における現実的な「普通の男性」を一人のモデルケースとしてご紹介します。

 

30代男性のモデルケース

名前:松田 悟志
年齢:36歳
職業:会社員+副業
学歴:地方私立大学卒
年収:400万円
身長:172cm
体重:68kg
家族構成:父・母・弟

正社員として勤務しているが、給与が思うように上がらず2年前から副業に取り組んでいる。現在は会社員の給与に加えて月5万円程度の副収入がある。結婚をしたいと思っているが、男性ばかりの職場で勤務しているため出会いが少ない。結婚願望は強く、子どもも欲しいと思っている。休日はオンラインゲームをしたり、体づくりのためジムに通っている。実家は地方にあり、将来は地元に戻りたいと考えている。

 

40代男性のモデルケース

名前:山本 浩平
年齢:45歳
職業:会社員
学歴:公立大学卒
年収:650万円
身長:168cm
体重:60kg
家族構成:母・姉

会社員として20年間勤務してきたが、人生の折り返し地点にきて独身である自分と向き合い、結婚を視野に入れ始めた。貯蓄に余裕があり、給与も安定しているため、結婚したら女性には仕事はセーブしてもらい家のことを任せたいと思っている。休日はソロキャンプや読書、映画など一人で過ごすことが多い。結婚後は子どもを持たず、夫婦でゆったり穏やかに過ごしたいと思っている。

 

それでも幸せになりたい!そう思ったあなたが行動すること

婚活中の女性が望む「普通の男性」の条件をすべて満たす男性は現代においてはなかなか見つからないかもしれません。

「これくらいなら妥協できる」「それでも条件は変えたくない」人それぞれだと思います。

しかし、結婚をしたい!と本気で思っているのであれば「理想の男性像」を再度考え直してみてもいいのではないでしょうか。

普通の男性と結婚するためには、どのような行動をするべきか、再度見直してみましょう。

 

理想の相手を捉えなおす

婚活中の女性が言う「普通の男性」は、現実と比べるとハイスペックです。これは女性の「周りからいい人と結婚したと思われたい」「自分の理想を下げたくない」といった意識が働いていると考えられます。

また「結婚したら幸せになりたい」「失敗したくない」と思うがゆえに「普通の男性」の条件が厳しくなっている側面もあるのではないでしょうか。

しかし、今の時代ずっと同じ会社で働くことの方が難しいかもしれません。「大企業に勤めることができれば安泰だ」と言われていた時代に比べると、今の仕事や年収を維持できるという保障はありません。

また現在は「家を継ぐ」「親の介護をする」など、長男としてのさまざま責任は昔に比べて薄くなっているケースも多くなってきています。

また、理想とする「普通の男性」の基準に当てはまらない部分があったとしても

  • ●一緒にいて安心する
  • ●穏やかな時間を過ごせる
  • ●価値観が合うため喧嘩が少ない
  • ●趣味が同じで休日も楽しめる
  • ●家事や育児に積極的


など、男性の内面を知っていけば、普通の男性の条件に当てはまらない部分もカバーできるかもしれません。

結婚生活は、男性が女性を幸せにするものではなく、お互いを思いやりながら夫婦で作り上げていくものです。

スペックだけではなく大切なことにも目を向けて、もう一度理想の男性像を考えてみてはいかがでしょうか。

男性との出会いの場へ

あなたが「普通の男性」と結婚したいと思うのであれば、出会いの場へ行くことは不可欠です。

合コンや婚活パーティー、結婚相談所やマッチングアプリなど、今は男性と出会える場は豊富にあります。

複数の男性と出会い、デートを重ねることで自分の「理想の男性」が明確になっていくのではないでしょうか。

例えば年収1000万円の男性とデートをしても、自慢話ばかりで、さらにお金の価値観も合わないとなると、一緒にいても楽しくないですよね。そういう男性とは結婚も考えられないと思います。

様々なタイプの男性と出会うことで、自分が本当はどんな人を求めているのか、どんな人が合うのかが分かってきます。

 

理想に近い結婚に向けて動き出すなら結婚相談所がおすすめ

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